サッカーにおけるスーパーサブとは?意味や役割と向いている選手を紹介

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サッカーは先発出場できる人数が11人なので先発メンバーから漏れた選手は控えにまわり途中出場の機会を狙うことになります。

この控えの選手というのは先発で選ばれた選手に比べて能力が落ちると思われる事がありますが、決して全員が全員実力が劣っているわけではありません。

優秀な控え選手のことをスポーツでは「スーパーサブ」といい、試合の流れを変える重要な役割を担っています。

この記事ではそんなスーパーサブについて紹介したいと思います。

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スーパーサブの意味は?

まずスーパーサブの言葉の意味から解説したいと思います。

スーパーサブは英語で「Super Sub」と記します。

「Super」は言うまでもなく「特別な」とか「極上の」という意味ですね。

「Sub」は「Substitute(サブスティチュート)」の略で「控え」という意味になります。

つまりつなげるとスーパーサブは「特別な控え選手」という意味で使われています。

サッカーにおけるスーパーサブの役割は?

スーパーサブというポジションはあらゆるスポーツで存在しますが、サッカーにおけるスーパーサブの役割は何と言っても「試合の流れを変える」ことでしょう。

サッカーは90分間という比較的長い時間プレーをする競技なので、時間が経過するにつれて選手のスタミナ切れや展開の膠着といった事態が起きます。

そのときに試合の流れを変え、チームを有利な状況に持ち込むのがスーパーサブの役割です。

文字通り普通の控え選手ではなく先発でもおかしくない能力を持っている選手なので、スーパーサブ投入後はその選手に合わせた戦術にフォーメーションを変更することもありますね。

スーパーサブに向いている選手は?

スピードのある選手

それではスーパーサブに向いている選手を紹介したいと思います。

まずはスピードタイプのプレーヤーです。

サッカーでスピードがあるというのは言うまでもなく有利ですが、試合の途中で入ってきた選手が発揮するスピードはより大きな効果を生みます。

スーパーサブが投入される時間帯は味方も相手も疲れており、フォーメーションにできる隙間が大きくなってきます。

すなわち「スペース」が生まれることになるのでスピードのある選手をそこに走らせればそれでだけで大きなチャンスになる確率が高まります。

また交代前の選手をマークしていた選手からすれば突然のスピードの変化に戸惑い、対応が後手に回る可能性もあります。

日本代表だと浅野琢磨がこういった使われ方をされることが多いですね。

ドリブラータイプの選手

また交代前の選手と交代後の選手のリズムの違いという意味ではテクニックのあるドリブラータイプの選手もスーパーサブには向いています。

それまでの展開で疲弊している相手ディフェンダーからするとドリブルでガンガン突っかけてくるタイプの選手はとても厄介です。

ドリブルの上手い選手は独特のリズムでエリアに侵入してくるのでそれまで堅かった守備ブロックを崩しやすくなりますね。

日本代表だとドリブルスキルに長けた乾貴士がスーパーサブとして強力なカードとなるでしょう。

高さのある選手

高さのある選手もスーパーサブ向きです。

高さがあれば劣勢の状況でもロングボールを一発いれるだけで大きなチャンスとなる可能性があります。

またサッカーでは残り時間が少なくなった時、ビルドアップの手順をスキップしてひたすらロングボールを前線に送る「パワープレイ」という戦術を用いることがあります。

その際にも高さのある選手はスーパーサブとして機能しますね。

運動量の多い選手

運動量の多い選手がスーパーサブとして入ると非常に脅威となります。

上記の通りスーパーサブが投入される時間帯は相手も疲労がたまってきているので前からのプレスによって追い掛け回されると対処を誤ってしまうこともあります。

味方にとっても運動量が落ちてきた時間帯で走り回ってくれる選手がいると助かりますよね。

たとえ状況が膠着していたとしても運動量によって相手陣内をかき乱すことができるので有効です。

日本代表だと岡崎慎司が一番イメージしやすいでしょうか?決定力も備える岡崎が後半途中から投入されると考えると相手からしたらとても嫌だと思います。

スーパーサブは先発と同じく重要なカード

サブと聞くとなんだか先発の選手に比べて能力が劣っているように聞こえてしまいますが、スーパーサブは先発の選手と同等クラスの実力を持っています。

スーパーサブのカードをどのタイミング、どの状況で切るかによってその後の流れが決まると言っても過言ではないのでサッカーを観戦する際は控えに入っているスーパーサブにも注目することをおすすめします。

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